勝てるシンプルなトレード手法 本質編

トレードで勝ちたい!と思ったときに、私も含めて多くの人は
FXトレーダーが運営していると思しきブログや情報商材サイトに行き、
勝てそうな手法を手に入れようとして、あまり考えることなく、

というよりも何が原理原則として相場で必要なのかわからないために、
そのブログやセールスページだけの情報だけを信用して
お金を出して手法を手に入れます。

しかし、多くの場合はうまくいきません。

理由は明確で、その手法が相場の原理原則に則ったものではなく、
インジケーターの組み合わせで過去のデータに合わせて
「勝てそうな数字が出そうな」、設定値を探し出し、
ツールにして購読者に買わせるために、

要するに商材販売者が利益を得るためだけに
作り出された手法やツールであることがほとんどだからです。

このページでは、あらゆる情報を取捨選択する考え方と
具体的な相場で使える手法について公開していきます。

情報は溢れている

トレードに関して言えば、
勝てると言われている手法は本当に星の数ほどあります。

でも、勝てるトレーダーというのは、参加者の1割と言われており、
残りの9割は勝つことすらできていない。

さらに言えば、
勝ち続けるトレーダーは勝てるトレーダーの1割とも言われており、
参加者の1%に過ぎないことになる。

なぜこのようになるのか。

一つは相場に恵まれて一時的に勝てるようになったトレーダーが
そのトレード手法を商材として売り出し、多数の素人トレーダーがこの手法を購入する。

そして素人トレーダーはその手法で市場に参加するのであるが、
そもそも手法自体が原理原則に沿ったものではないために、

相場環境の変化に対応できずになけなしの資金を溶かしてしまうだろう。

また、損切りの仕方も人それぞれだし、中には「損切りしない」手法なども存在していて、
人気を得ているのは事実である。

しかしながら、損切りしないということは、
含み損がどんどん大きくなり逆にストレスを抱え続けるということでもある。

多くの人はその含み損に耐えることができずに、
かなり深いところで損切りをすることとなり、
ほとんどの資金を溶かしてしまう。

また、通用しないと判断した手法を捨てて、
別の新たな手法を探し回る、いわゆる「聖杯探し」の旅に出てしまって、
様々な手法を試しながら、結局資金が減り続けるという人も多いと思う。

はっきり言うと私も、こういう流れを進んできたトレーダーの一人である。

で、結局、勝てるようになった手法を再度整理してみると、

非常に基本的で、普遍的で、相場の原理原則に即した手法

だけだったというわけだ。

相場の原理原則に即した10の手法

ここからは相場・チャートに勝つために、昔からあるにも関わらず、
軽視されがちな10の手法について公開していきます。

これらは、ほとんどが聞いたことがあるものばかりになりますが、
実際に重要視してない素人トレーダーも多く、しっかり学び、相場に落とし込んでいけば、
これほど安心して相場と向かい合えるものはないと言えるほどのものばかりです。

ぜひこのページにその重要性を理解していただいて、
勝ちトレーダーへの道を進んでいただきたいと思う。

本ページでお話しする具体的な手法は以下のとおりである。

  1. ダウ理論
  2. ライントレード(水平線)
  3. ライントレード(トレンドライン)
  4. トレンドフォロー
  5. 移動平均線
  6. グランビルの法則
  7. マルチタイムフレーム
  8. リターンムーブ
  9. チャートパターン
  10. 資金管理

なお、全部の手法を事細かに書いてしまうと膨大な量となってしまうため、
詳細については別記事でそれぞれ記載知ることとして、
このページでは、そのエッセンスを中心にお伝えすることをご理解いただきたい。

ダウ理論:相場の基礎を学ぶ

ダウ理論は家を建てる時の基礎工事のようなものです。
基礎工事がしっかりしていないと、家が傾いたり、地震の時にあっさり倒壊しますよね。

なので、ダウ理論を理解していないと、

  • ニュースなどの情報収集と当てずっぽうの方向へトレードしていまったり
  • トレンドの方向を間違ってしまったり
  • 一番伸びるところを見逃して高値掴みしてしまったり
  • そろそろ転換するだろうと勝手な思い込みで逆張りしてしまったり

ということが起きる。

平均はすべての事象を織り込む

すべての事件やニュースなどはチャートの中に既に盛り込まれているということ。

いち早く有利な情報を得れば相場で勝てるのではないかと思う人たちがいます。

特に株式市場においては、決算内容などを何らかの方法で知り、
有利な方向へポジションを取ることができれば、
その個別銘柄で大きな利益を得ることができます。犯罪ですけれども。

同じような考え方で、世界中に起こる経済ニュースの特性を理解して、
分析しつくせば為替相場で手中に収めて勝つことができると考える人たちもいます。

それがファンダメンタル分析と呼ばれるもので、
FRBイエレン議長や日銀黒田総裁やECBドラギ総裁、
その他金融関係者の発言や議事録の内容、
GDPや雇用統計などの経済指標の結果に基づいてトレードをしていきます。

それで勝っている方がいることも事実だと思いますが、

我々一個人が勝つには
かなり分析しなければならないデータの種類は膨大なものになりますし、
全部の情報を分析しつくすことも現実的ではありません

ただ、テクニカル分析の立場で言えば、
すべての発言や議事録などのニュースなども、
結局はチャート上に織り込まれているので、
チャートのテクニカルだけ分析していけば、

相場で勝てるということになります。

要するにファンダメンタルは気にせずに、
テクニカル手法だけしっかり深堀して身につけていけば良いのです。

トレンドには3種類ある

これはマルチタイムフレーム分析にも通じるものであるが、
主要トレンド、二次トレンド、短期トレンドの3種類を
しっかり認識する必要があります。

  • 主要トレンド(月足、週足、日足)相場の大きな流れを把握するもの
    例えば、デイトレーダーで5分足でトレードする場合でも
    日足の方向性や勢いを抑えておく必要がある。
    1時間トレーダーであれば週足までを
    主要トレンドとして見ておくことによって、相場環境を認識やすくする。
  • 二次トレンド(4時間足、1時間足)トレード足の2つ上の上位足が理想的
    5分足トレーダーであれば1時間足、1時間トレーダーであれば日足である。
    5分足トレーダーは1時間足のトレンドや節目を追ってトレードするし、
    1時間足トレーダーは日足のトレンドや節目を追ってトレードすることによって、
    勝率や利益率を高めることができる。
  • 短期トレンド(1時間足、15分足、5分足、1分足):ここではトレード足と定義する。
    5分足や15分足、1時間足など、
    ご自身のライフスタイルに無理のない時間軸を選ぶことをお勧めする。

肝となるのは、上位トレンド(主要または二次トレンド)に沿って、
短期トレンドの押し目、戻り目を拾うことである。

一番熱いのは、

上位トレンド(例:4時間足、1時間足)がともに同じ方向を向いており、
短期トレンド(5分足)だけ反対を向いている場合である。

この場合は短期足レベルでのトレンド転換を狙うことになるため、
比較的狭い損切り幅で、上位足の伸びを期待することができる。

ただ、相場に絶対はないため、
短期トレンドが上位に波及することも念頭に入れながら
トレードする必要も出てくることは言うまでもない。

主要トレンドは3段階からなる

上の図がすべてであるが、どの時間軸であろうが、
必ずこのようなチャートを動きをする。

常に第二段階を相場から見つけ出し、
果敢にトレードしていくことに熟練していくことで、
安定して勝っていくことができる
ようになる。

特に第三段階は初心者や不勉強なトレーダーが資金を入れてきて、
既に底近くからポジションを持っている勝ち組トレーダーのために利益を捧げるという、
ゼロサムゲームのドロドロとしたやり取りが行われる場面となっているので、
このブログをご覧になった方は利益を捧げるのではなく、
利益をもらう側に立ってもらいたい。

トレンド転換は明確なシグナルが出るまで継続する

いろいろと学んでしまうと、
超基礎のトレンド継続すらも頭から抜けてしまう人が多いです。
そういう私もそうでした。

反転のチャートパターンが出たから、
オシレーターがダイバージェンスを指示しているから、
という薄い根拠だけで、

目線を完全に反転モードに切り替えてしまい、
トレンドが継続する可能性を否定
してしまいます。

そうなると、

一番おいしい、一番伸びるトレンドを逃してしまうということをしてしまい、

伸びている場面をただただ指をくわえて見ているだけで悔しい思いをする

ことになります。

別のページでダウ理論に基づくトレンド転換の見方については解説しますが、
まずは基本となるトレンドフォローという、
比較的相場歴が浅くても勝ちやすい方を習得するために、
しっかりとダウ理論を腑に落として、相場でも活用できるようにしましょう。

ダウ理論まとめ

以上がダウ理論で知っておくべき事項であり、
実際の相場の中で意識し続けなければならない要素となります。

つまり、

  • ニュースなどのファンダメンタルを気にしすぎることなくチャートの動きだけに注視すること
  • 大きなトレンドの押し目、戻り目を狙うため下位足のトレンド転換を狙うこと
  • 高値掴みをしないように、トレンド転換の初期でポジションを持ち、バブル終焉で利益を確保すること
  • トレンドの方向を定めて安定したトレードを行うこと

である。

水平線

結構水平線と聞くと、そんなの知ってるよとか、
チャートがゴチャゴチャしちゃうから引きたくないとか、
逆に引きすぎると意識しすぎてトレードできなくなるとか、
実際自分もそうでした。

しかし、この水平線こそが、
相場に参加しているトレーダー全員の意思を確認できる唯一のツール
だと確信を持っています。

水平線は、基本的に
ダウ理論をチャート上に表現するものなので、
最も相場の原理原則に近いツール・手法
ということになります。

この図はある通貨ペアの値動きを書き出したものです。
一見すると相場はランダムで方向を当てるなどということは無謀にも思えます。

しかし、ここに水平線を引くと一気に景色が変わってきます。

一気に相場に規則性が出てきたことが理解できますか?

ラインと主要な高値安値に〇を付けてみただけです。
どれだけ水平線が意識されているかわかると思います。

このように
相場に参加しているトレーダーは過去のレートを参考に
新規ポジションを入れたり、損切りをしたりしています

その結果、同じレートで反発したり、
抜けた後に一気にレートが伸びたりするのです。

常にそのラインが意識されているのかを念頭に入れながら
ラインを引いていく必要があります。

このラインが引けると相場はこんな感じで見えてきます。

具体的なラインの引き方についてお話しします。

主要な高安値

例を出してお話ししていきますね。チャートはユーロポンドの4時間足です。
移動平均線は単純移動平均線の20期間です。

基本的なラインの引き方としては、

  • 目に見えて明らかな高安値にラインを引くことと
  • 移動平均線の山谷に合わせてラインを引いていくこと

です。

こんな感じになります。

次に引くのは2度以上つけている高安値です。

レジスタンス・サポートライン

2回以上抑えられたり、
支えられたりしたラインはどんどん固くなっていきます。

反転ポイントになったり、
抜けた際には大きく動く可能性が出てくるラインとなります。

注意点としては、そのラインを抜けたとしても、
後々レジサポ逆転ラインとして機能する可能性がありますので、
レートが抜けたとしてもラインは消さずに残しておくべきですし、
押し目や戻り目を拾う絶好のラインになる可能性もあります。

ネックライン

ネックラインとはその名の通り、「首のライン」で、

  • ダブルトップ
  • ダブルボトム
  • ヘッドアンドショルダーズ(三尊)
  • 逆ヘッドアンドショルダーズ(逆三尊)

というチャートパターンで出現するものです。

図示すると以下の通りとなります。

これをチャート上で見つけていくのですが、
比較的に過去のネックラインも有効な場合が多いので、
すぐには消さないほうがいいですね。

そして、最後に重要なのがレジスタンスとサポートが逆転した、
レジサポ逆転ライン、正式名称ではロールリバーサルが発生したライン
を見つけることになります。

レジサポライン(ロールリバーサル)

水平線を割ると一気に相場環境が変わります

最初にお話ししたように、買い優勢、売り優勢が決まります
その非常に重要なラインがこのレジサポライン(ロールリバーサル)になります。

成り立ちと意味について図示してみた。

このようにラインは相場に参加している「人」によって意識され続けれることによって、
ラインの意義は強められて、ゆえに相場で優位性を保つことができるのです。

ユーロポンドのチャートに落とし込むとこんな感じになります。

ブルーのラインがレジサポラインです。
どうでしょうか?結構レジサポラインってたくさんありますよね?
比較的小さなものから、時間を経てからのレジサポ逆転もあります。

水平線まとめ

水平線は間違いなくダウ理論の次に重要なツールです。

いくらトレンドラインや移動平均線のことが分かっていても、
裏側には水平線のしっかりした根拠がなくては
安定したトレードをすることができません。

常にレジサポを意識して、抑えられたのか、支えられたのか、
そのリアクションは相場の方向性に対して優位性を示しているのかを考えながら、
チャートを見ていきましょう。

トレンドライン

水平線と同様にトレンドラインは
相場を客観的に認識できる非常に有益なツールです。

しかし、
トレンドラインについては

「トレンドラインを割ったら売りエントリー(または逆に買いエントリー)」

と正しくない情報が散見されています。

実際私が以前いたFXコミュニティでも

チャートパターンのトレンドラインを割ったら売りましょう、

と普通に教えられていました。

その結果、全く勝ちに結びつかず、どんどん資金は減っていく始末で
「何が足りないのか」と悩んだ時期が長かったです。

正しいトレンドラインの意味付けを改めてお話ししますので、
ぜひこのブログに来られた方は「ブレイクしたからエントリー」
というような安直なトレードをされないようにしてください。

トレンドの方向を知る

まずは当然ながら現在の相場が上昇相場なのか、
下降相場なのか知ることができます。

トレンドの方向が分かっていれば、トレンド方向に優位性が働きますので、
不用意に反対方向へのトレードはしなくなります。

仮にトレードするとしてもリスクを把握して
少しでもトレンドが順行する動き(再度トレンド方向に転換する動き)があれば、
即時撤退することができ、微益・微損でトレードを終了することができます。

チャートはドル円の1時間足です。
きれいに上昇トレンドラインが効いているのが分かりますね。

このようにトレンドラインを引いていれば、
この場面で買いで入るほうが優位性が高く、
売りで入ることにリスクがあることが客観的にわかります。

決して売りで無理なトレードをしようとは思わないはずです。

トレンドの速度を知る

トレンドの速度を知ることによって、

  • 今の相場は急激に上昇(下降)しているのか
  • なだらかに上昇(下降)しているのか

ということを知ることができます。

このように、トレンドが加速する場合もあれば、
トレンドラインを割っても安値を切り下げずにトレンドの角度をなだらかにする場合もあります。

トレンドラインの角度が浅くなり続ければ、そのうち平らになり、トレンド転換となります。

なお、繰り返しますが、トレンドラインを割ったからトレンド転換ではないですからね。

トレンド転換は上昇であれば高値切り下げ、安値更新があってはじめて成立しますし、
下降であれば安値切り上げ、高値更新が必要になります。

この考えはダウ理論を理解されていれば当然の理屈となりますので、
頭に叩き込んでおいてください。

トレードポイントを知る

トレンドラインが引けていれば、
3点目以降跳ね返る可能性がありますので、
トレードポイントとして注意して相場を見ることができます。

上図のように、3回ときれいにトレンドラインが有効に働いているのが分かります。

2回目のトレードポイントはあまり上昇しませんでしたが、
相場は絶対ではありませんので、こういうこともあります。

ただ、覚えてほしいのは、
「一旦トレンドラインが有効に機能した」ということです。

この場面でいえば、一時的にトレンドラインも割ったのですが、
そのあとのリターンムーブが成立せずに(ブレイクした安値を更新することができなかった)
主要トレンドに戻っていくことになりました。

このようにトレンドラインが有効に働くことが多いことを覚えておくと、
不用意に、トレンドラインから離れている場面でのトレードを控えるようになり、
負けトレードも減ってきます。

トレンドラインまとめ

トレンドラインは水平線と違い、
斜めの勢いを客観的に表現してくれる非常に有効なツールです。

方向性が明確となりますので、
逆張りして負けるということが減ってきますし、
トレンド方向にはレートは伸びやすいため、
リスクリワードも高まり、損益率も高まってきます。

決しておろそかにすることなく、チャートに落とし込んでいってください。

10の手法第一部まとめ

いやー、全部の手法を1ページに書こうと思ったのですが、
あまりにもボリュームが多く、読んでいただく方にも負担が大きいと考え、
3部構成にすることにしました。

ただ、この第一部だけでも非常に重要な「いろはの”い”」にあたる要素です。

絶対に読み飛ばすことなく、また、一度読んで理解したと思っていても、
ほとんどの方が相場で使うことができていないという事実があります。

常に意識し続けて相場を見ては、このページを再確認し、
ノートにもメモしたり、落とし込む努力をしてくださいね

そうしないと絶対に身につかないと思います。
私がそうだったので、特に厳しめに言っておきますね。

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井村尚弥

井村尚弥

1975年北海道小樽市生まれ。人生の可能性を追求する起業家。現在はFXやリスクの極めて小さいブログでの広告ビジネス、メールマーケティングなどで複数サイトを保有し、安定した収入を得る。

投稿日:2017年3月15日 更新日:

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