ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析
相場を読み解く上では、この2つは双璧となっています。
中でも無料で読めるブログやメルマガでも
様々なストラテジストが相場環境について語っています。
もちろん、それらの情報を活用できる方は
活用してもらって構わないのですが、
私としては、ちょっと危険性をはらんでいると思えるわけです。
個人がすべての情報を読み解くことは不可能
まず大きな問題として、FXにおけるファンダメンタルズ分析は
日本国内のことだけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、中国、北朝鮮、
様々な世界情勢の情報が必要になります。
これらの情報をロイター通信の月額数十万円するニュースを購読したとして
その指標やニュースがどういった方向に動くのか理解していないのであれば
その情報は宝の持ち腐れ以外の何者でもありません。
しかもAというニュースが良かったときに、
その通貨が上がるのか、下がるのかをそもそも理解できていません。
雇用統計が良くてもドル安になりますし、
金利が上がってもドル安になります。
じゃあ何を信じたら良いの?
と迷子になることは必至です。
優秀なストラテジストに頼ればいいのか?
世の中には優秀と呼ばれるストラテジストがたくさんいます。
たくさんのファンダメンタルズを分析して、
相場の方向性を情報発信する方です。
例えば以前記事にしたGFF氏は川合美智子さんの相場解説を元に
方向性を決めていたということでしたね。
一時的に数億円を稼ぎ出した背景には、川合さんの分析が一役買ったことが
あったのは間違いないと私も思います。
しかし、
しかしですよ、
その後GFF氏はどうなりましたか?
破綻しましたよね。
その事実を見てほしいわけですよ。
GFF氏が再度億トレーダーとして復活して、
その際に川合さんの分析を参考にしています、
となれば
”やっぱりファンダメンタルズは重要だ”
と言えますが、現状はそうはなっていません。
ということはストラテジストに頼るのも危険だということです。
調子の良いストラテジストを使い分ける?
ここまでくると愚の極地ですね笑
1月~3月は過去の検証の結果、Aストラテジスト
4月~6月は成績の良い、Bストラテジスト
なんて風にするのでしょうか?
まるで競馬新聞の○印を他人に頼るのと一緒です。
ファンダメンタルズもテクニカルも一緒で、
同じことをやっていれば、そのうち当たるんです。
そのときに優位性の高い手法を持っていれば
お金が増えるし、ヤマカンで何度も打っていれば
資産はあっという間に吹っ飛ぶということです。
先のGFF氏の例では川合さんですが、
彼が加速度的に資産を増やしたのは、
彼の手法と河合さんの分析が合致しただけです。
ただ、テクニカル分析のように、事実上過去検証ができないので、
その”GFF氏+河合さんファンダ”手法が何年に一回当たるのかすら
わからないわけです。
そんな宝くじを買うような行為では
相場で生き残ることはできないですよね。
結局は聖杯探しでしかない
どのストラテジストがいいかなーと考えるのは、
どのサインツールがいいかなーと考えるのと一緒です。
それはいわゆる聖杯探しであり、
あなたの勝ちを遅くする以外ありません。
そのストラテジストがブログやメルマガを
辞めたらどうしますか?
また別のストラテジストを探しますか?
ストラテジストも人間です
とても厄介なことにストラテジストは人間です。
マシンではありませんので、感情があります。
マシンでしたら感情なく淡々と同じ結果を返してくれますが、
人間の場合、感情の変化やストラテジスト自身の考えが変わってしまうと
どんどん予測方法も変わってしまいます。
しかも、「私、今まで間違っていたので、こうします!」
なんて宣言もしてくれませんよね。
つまり表面に出ない形でストラテジストの考え方が変わり、
その結果、あなたが思っていた成果がでなくなった
ということも当たり前に起こりうるわけです。
まとめ
かなり厳し目なことを言います笑
そもそも自分を信じれない、
自分の手法を信じれないのであれば
相場の世界に入ってこないほうがいいです。
別のビジネスで着実に稼ぐ方をオススメします。
一時的に稼ぐことはできても最終的には大借金がオチです。
逆に自分を信じてひたすら検証を重ねていって
ぶれない人が勝ち残る世界です。
このブログをお読みの多くの方はご理解いただいているので
大丈夫かと思いますが、危なかった!って人は
再度気を引き締めていきましょう。
自分を信じるための第一歩となる手法・考え方
ストラテジストに頼らず、相場の本質に沿った分析力が身につくと、
様々な情報商材や、情報そのものに振り回されることがなくなります。
水平線だけ引いて、ポイントまで引きつけてトレードするだけ。
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