FX事件簿-横領事件に潜むトレーダーの3つの闇とは?

ここ最近、FXトレーダーというか
FX素人が他人のお金を黙って盗んで(使い込んで)
FXをやっていたという事件が軒並み発生していて、
とても残念な気持ちというか、
何やってんの?と思う今日このごろです。

金塊やメダル窃盗、造幣局元職員に懲役5年

郵便局で顧客の預金1300万円着服、横領容疑で39歳元局員逮捕

しかし、
他人のふり見て我がふり直せという名言があるように
FXをしていくなかであなたや私にも
発生してもおかしくないと思って注意してください。

そこで、
このような事件に発展するような考え方のステップを
簡単にまとめてみました。

このどれかに自分が当てはまるのであれば、
その項目を改善していかないと同じように
他人のお金を使い込まないとも限りません。

ぜひこの機会に自分の状況を見直してみてください。

目次

ビジネスと捉えていない

 

そもそもこの点が成立していません。

これは世の中の教材販売者に非があると思っています。

というのも、
商材ページで情弱を煽るような文言をまくし立てて、
適当なロジックやツールを提供しているためです。

そのために短絡的な人であれば、
「この手法で資金が莫大に増える」
と信じ込んでしまい、大金が増やせると思いがちです。

しかし、
ビジネスの構造を理解していれば
そんな甘いことは一目瞭然です。

つまり、利益というのは売上から費用を引いたもの

利益=売上-費用

という唯一無二の方程式があるにも関わらず、
「費用」の部分をほとんど考えていません。

上の式をFXで当てはめると、

利益=利確-損切り

です。

この「損切り」をないものとして
考え過ぎということです。

これは私も気づくまで時間がかかりました。

昔の私を含めてほとんどの人は
教材をゲームの必勝本だと勘違いしています。

ゲームというのは予め決まったプログラムで
進んでいきますので、必勝法の通りに操作できれば
ゲームを簡単にクリアできます。

しかし、
相場というものは多くの人間が、
様々な思惑を持ってトレードしているために、
決まった動きをしません。

移動平均線でトレードしている人もいれば、
MACDのダイバージェンスで逆張りする人もいます。

さらに週足トレーダーもいれば
1時間足トレーダーや、15分、5分トレーダーもいます。

大口のヘッジファンドなどもは、
教科書的なブレイクアウトで入ってくる素人を狩るために
意図的にダマシを発生させて担ぎ上げて損切りさせ、
さらに買いのブレイクアウトで入ったトレーダーを
今度は引きずり下ろすという
エゲツない行為が
日常茶飯事に行われている戦場
なんですよ。

要するにそんな攻略本や必勝法が当てはまるような
簡単なゲームではないということです。

ここをほんとうの意味で理解している人だけが
勝ち残っていると言っても言い過ぎではありません。

だから、話が戻りますけど、

利益=利確-損切り

の「損切り」の部分をしっかり認識して
利確と損切りを繰り返しながら「徐々に」増えていく
ことを理解しなくてはなりません。

これがビジネスとして捉えるということです。

他人のお金でも増やせばいいと思ってしまう

 

ビジネスとして捉えていないので、
世の中のセールスページに洗脳されてしまっていると

「別に自分のお金じゃなくてもいいかも」

という邪道な考えが浮かび上がってきます。

これは単純に他の人のお金だけでなく、

  • クレジットカードでのトレード
  • 生活資金でのトレード

もビジネスとして捉えていない範疇になります。

つまり、本来余剰資金でトレードすべきところが
感情的に、無理やり辻褄をあわせて、
使ってはいけないお金をトレード資金にしている
という点では、横領とそう変わりません。

絶対的にトレードをするのであれば、
借金はNG、生活費を使ってしまうのはNGです。

資金が減ってしまえば、カード支払い日までに
取り戻すために無理なトレードを必ずします。

その結果、ほとんどの資金が泡と消えます。

そんな短絡的な行動をするのではなく、
頑張って資金を作りましょう。

  • 平日は仕事をいっぱいして残業代を稼ぐ
  • 休日はバイトをする
  • 支出を減らす

まずはこの3項目を3ヶ月でもいいので、
期限を決めてやってみることです。

そうすれば、30万円くらいにはなるでしょう。

それを軍資金にすればいいわけです。

生活費は日々の本業の給料から捻出すれば
その30万円はトレード資金として確保できますよね。

ビジネスで成功しようとしている人が
このくらいの労働に耐えられないようでは
成功は厳しいと思っていたほうがよいです。

ロットをかければ大金が稼げると思ってしまう

 

FXを甘く考えていると、
最終的にロットを上げれば挽回できる
一発逆転できると思う方もいます。

しかし、通常の人間生活を送ってきた人であれば
無理なことです。

その前にお金の重圧に負けてしまいます。

証券口座の金額の上下動にあたふたし、焦れば焦るほど
プロスペクト理論通り、「損大利小」を繰り返し、
さらに加速度的に資金を減らしていきます。

ここまでの考え方になってしまう人であれば、
デモトレードで資金メンタルを鍛えるということもしません。

そして、いきなり大金でリアルトレードを行おうとします。

おそらく一発逆転できそうな教材やコンサルに
すがろうとしますが、そんなうまいこと行きません。

教材を買っても一発逆転どころか、今までの中で一番成績が悪かったり、
コンサルの先生に一発逆転技を教えてもらおうとしても、
その先生もそんな変な重圧でコンサルしたいとは絶対に思いませんから、
どんどん尻すぼみ状態になって、ヤケトレードで破綻がオチです。

 

まとめ(しっかりビジネスとして取り組む)

 

日頃からお伝えしているように
FXトレードを甘く捉えていると
絶対に足元をすくわれますし、破綻や犯罪につながります。

トレードをするのであれば
自己資金でトレード用の資金を別途用意すること

ここは勝ちトレーダーになるためのはじめの一歩です。

この段階に至っていないのであれば、資金を貯めるために
労働と節約で乗り切りましょう。

そして、トレードはデモトレードでしっかり成績を残せるように
頑張っていきましょう。

それ以外ないですね(笑)

 

あとはしっかりした相場観を作り込むために、
教材販売者に資金を吸い取られないように
相場の本質に沿った手法を学んでいきましょう。

その意味では、「FXマスターキー」は教科書として
最適ですし、これだけでも身につければ稼げます。

まだという方は是非手にとって見てください。

今なら無料で受講することができます。
ぜひこの機会に受講してみてください。

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この記事を書いた人

1975年北海道小樽市生まれ。人生の可能性を追求する起業家。現在はFXやリスクの極めて小さいブログでの広告ビジネス、メールマーケティングなどで複数サイトを保有し、安定した収入を得る。

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