FXで失敗しないおすすめ国内海外口座開設6つのポイント

今や「FX 口座開設」と打てば山ほど検索結果が出てくる。

私もその昔口座開設は、適当にググって開設していたものだが、
今になると何ともったいないというか、遠回りしてきたと言わざるを得ない。

日本人だから国内証券会社がいいという固定概念を持っていたが、
キチンとみるべきポイントを押さえていれば優秀な海外証券会社はあるし、
国内証券会社も戦略的に解説することによって、トレードで勝ちやすくなる。

日本にいるから国内証券会社にしたほうがよいという固定概念から白紙に戻して、
再度どういう証券会社で口座を開くべきか、
最後に私が実際に使っていておすすめしたい証券会社について説明していく。

目次

口座開設するうえで最初に知るべきこと

まず、このページに来て、これからネットで証券口座を探す方もいるとは思うが、
注意喚起として、ネット上でおすすめされている証券会社がなぜおすすめできないのか、
さらに言えば多くの国内証券会社がリスクがあるということを理解いただきたい。

検索でヒットするランキングサイトが当てにならない理由

冒頭にも述べたが、最近では何でもネットで情報を調べることができるが、
この「何でもかんでもネットで調べる」行動を逆手にとって、商売をしている人が多い、
ということも理解しておいてほしい。

アフィリエイトで稼いでいるだけ

ほとんどのランキングサイトや評価サイトは、
多くの情報を掲載してGoogle検索エンジンで上位表示させて、
来訪した方に口座開設させることを目的として作られている。

勘違いしてほしくないのは、アフィリエイト自体をどうこう言いたいのではなく、
それカラクリを知ったうえでランキングサイトを見るのであれば全く問題ない。

しかし、パソコンやスマホに使い慣れてなく、
インターネット上の情報を鵜呑みにしてしまう方もかなり多く、
その限定された情報だけで口座を開設してしまい、
トレードにおいてリスクを抱えてしまっている方も多いと思う。

最近問題になっているキュレーションメディアのようなもので、
既にネット上にある情報を再度まとめて提供しているに過ぎない。

報酬が高い順に並べている

これらのサイトは単純にアフィリエイトビジネスで稼ぐことを目的としているため、
相場の本質やトレード方法について理解しているわけでもなく、
さらには後ほど述べるようなリスクについても当然理解してない。

たくさんのランキングサイトが出てくるが、
これらも単純に報酬が高い順に並んでいるものであることが多い。

なぜその証券口座を持たなくてはならないかを明確に説明することはない。

FXトレードもビジネスとして捉えているのであれば、
なぜこの証券会社で口座を持っているのかを明確にする必要がある。

国内証券会社が安全であるという幻想

そもそも国内証券会社を選ぶ理由はなんでだろう?

基本的には安全である、日本人サポートがある、出金が早いなどであるが、
最初の「安全」について再度確認していこうと思う。

証券会社を守る追証(国内) vs トレーダーを守るゼロカットシステム(海外)

大きなニュースで相場が急激に動くときや、
週末ポジションを保持したまま窓上げしてロスカットレートを大きく超えてしまった場合、
トレーダーは場合により証拠金不足となり、追証として証券会社に借金を負うことになる。

有名なスイスフランショックや、最近あったポンドの急降下など、
通常のトレードでは考えられないくらい大きく、そして急激に相場が動くことがある。

その際にたとえロスカットを入れていたとしても、
値がロスカットを飛び越えてしまい、かなり深いところで強制ロスカットになってしまい、
口座残高がマイナスになってしまう、ということは現実的にありうる。

そうなったときに、国内証券会社の場合は、すべて追証として、
トレーダーは証券会社に対して債務を負わねばならなくなる。

先のポンド急落の際には一千万円以上の追証が発生したという事例もあり、
その時点で自己破産確定となってしまい、再スタートは切れなくなります。

一方、海外証券会社の場合は、「ゼロカットシステム」という、
追証を免除する制度が一般的で最大損失は口座預託金までとなり、
本来発生する追証相当額の損失は、証券会社が肩代わりしてくれます。

つまり、トレーダーは再度資金を作ることができれば、
トレーダーとして比較的早めに再スタートすることができるということ。

海外証券会社は、その損失を被っても、
トレーダーに安心してトレードしてもらおうという意思があり、
一方、国内では、トレーダーより証券会社を守る方向になっています。

ブラックボックスのDD(Dealing Desk)方式

ちょっと難しい話になります。
FXにおける売買注文は最終的にはインターバンク市場でオーダー処理されますが、
日本の証券会社の多くはDD方式(Dealing Desk)という方法を取っています。

これはFX会社内で顧客のオーダーを処理するやり方で、
FX会社内で相殺処理を行い、相殺できなかったオーダーをインターバンク市場で
ポジションを取るというものです。

この方式は、実際にインターバンク市場へアクセスすることが少ないため、
独自の狭いスプレッドを提供することも可能となっていますが、
その反面、スプレッドを調整して「ストップ狩り」を行い、FX会社の利益とすることもできる
非常に不透明な取引方法となっています。

というより、この不透明性を利用して多くの中小証券会社やFX業者は
利益を得ていたと言われています。

過去に比べればSNSの拡充により不正は行いづらくなっていますが、
SNSにアクセスしていない方はもしかしたら、
どこかで泣き寝入りしている可能性は否定できません。

実際に私もあるDD方式の国内証券口座で取引をしていましたが、
何にもニュースのない時間帯で、最大72pipsというとんでもない大きなスプレッドが発生し、
エントリーチャンスを逃したことがありました。

そこから、海外証券口座で取引するようになったわけです。

実際にそのような不正が行われているかは分かりませんが、
完全に透明性があるかと言われれば、不透明と言わざるを得ないので、
その点を心配する場合はNDD方式(Non Dealing Desk)と言われる、
インターバンク市場で直接注文・決済できる方式を採用している口座を選ぶべきということです。

NDDは一部国内証券会社と多くの海外証券会社で採用されている方式で、
スプレッドはDD方式に比べれば高めになりますが、インターバンク市場と直結のため、
そのようなストップ狩りなどを心配することもなくどっしりトレードすることができます。

変動時のスプレッドの開きは非常に大きい

日本の証券会社を見るとスプレッドが原則固定として、非常に狭く、
取引コストが限定されているように記載されています。
しかし、私が取引を経験した中では、結構スプレッドは変動していて、
先に書いた通り、最大72pipsというスプレッドが発生し、取引チャンスを逃しました。

この時思ったのは、

  • チャンスを逃した悔しさ
  • スプレッドが天文学的に大きくなったことの恐れ

ということです。

トレーダーであれば、取引チャンスは逃したくないですし、
公平公正に取引したいと思うでしょう。

その点でそのDD方式の証券口座で取引することが怖くなりましたし、
よく宣伝されている狭いスプレッドも当てにしないようになりました。

結局狭いスプレッドは広告宣伝文句であって、
保証されているものではありません。

その点を重々承知しておく必要がありまし、
結局はそれまで敬遠していた海外証券口座を研究し
国内証券より安心して取引できる口座でトレードするようになったわけです。

検討すべき6つのポイント

安全性(証券会社が倒産しても資産および利益が保全されるか)

当然いかなる証券会社であっても倒産のリスクはありますし、
倒産した際に預け入れた資産が保全されるかどうかが重要となります。

国内の金融庁認可のFX会社および証券会社であればその点は心配ありません。

しかし、海外証券会社を使う場合は、しっかり確認しておきましょう。
中には預け入れた資金だけ保全するとか、20000ドルまでとか、
中途半端な保全体制にも関わらず、「信頼性あります」と言っている業者もありますので、
注意してみてくださいね。

NDD方式(取引の透明性)

次に上記にも記載していますが、
日本国内は異常に狭いスプレッド競争が生じていますが、
そういった表面的な数字に惑わされることなく、

もっと重要な「取引の透明性」という点に視点を移して
証券会社を選んでいくべきですね。

逆に海外証券会社で提示される1.0pips~1.8pips程度のスプレッドを気にせず
利益を出せるトレーダーを目指しましょう。

この程度の小さなスプレッドの差を気にしているのは、
非常に短期足トレードに偏る傾向が強まるため、
より一層勝ちにくい環境になると言えますので、
もっと長期足(できれば1時間足以上)でトレードするか、
最短でも5分足以上でトレードするように心がければ、
それほど大きなスプレッドの負担は感じなくなります。

MT4が使えるか(トレーダーの必須ツール)

トレーダーの必須ツールといえる、MT4(Meta Trader 4)を提供している証券会社を
使ったほうが手間やストレスが減ります。

各証券会社も自前のトレーディングツールを提供していますが、
様々な点でMT4にはかないません。

MT4であれば、様々なツールが無料・有料で提供されているため、
過去検証やマルチタイムフレームで役立つツールなどを導入すると、
さらにトレード環境は改善され、優位性を保つことができますし。

なお、他の記事も読んでいる方にはご理解いただいているとは思いますが、
私自身は相場の本質を理解してトレードすることを主眼としているので、
有料で提供されているサインツールなどには一切興味ありませんので、
そのようなものに引っかからないようにしてくださいね!

少額資金でのトレードが可能か(レバレッジの優位性)

レバレッジが高いほうが全資金を口座に入れて、リスクに晒すことなく、
トレードすることが可能になります。

やはり国内証券会社では最大25倍のポジションしか持てないために、
大きな資金を口座に入れなければならず、
「想定外」の変動が起きた際に、全資金が溶ける可能性も出てしまいます。
さらには、追証が発生してしまえば、投資資金以外も追加出資するという
リスクが出てくることを承知しておいてください。

一方で海外証券口座だとレバレッジ200倍以上のロットを持つことができるので、
全資金の20%だけ証券口座に入れてもリスク2%でトレードすることはできますし、
「想定外」の変動が起きた際に、「ゼロカットシステム」が作動し、預入資金以上に
証券会社に負債を負う必要がありませんので、
再度逃がしておいた80%の資金の一部を口座に移してトレード再開できます。

「レバレッジ大きい=ギャンブル」という刷り込みが日本では行われているので、
使い方次第では最も固いトレード環境を作ることができることを知ってください。

デモトレード環境(仮想通貨での実践練習)

ただ、最初からいきなりリアルトレードをすると言っても、
どのように注文を入れたらよいか、決済方法はどうするのか、
などわからないことだらけになってしまうと思います。

しかも、リアル資金であれば操作ミスで損失が発生してしまい、
額の大小に関わらずメンタル的にブロックがかかってしまい、
トレードができなくなってしまうかもしれません。

そんな不必要な事態を避けるためにも最初はデモトレードで訓練していきましょう。

スポーツに例えると練習試合をせずに公式戦をするようなものです。
しっかり練習試合で試合勘を養ったほうが本番で結果が残しやすいことは
言うまでもないことですね。

サポート体制

日本国内の証券会社であれば日中電話対応はもちろん、
中には24時間体制でサポートする会社もあります。

その点は国内証券会社は安心ですね。

一方で海外証券会社は電話で日本語対応というのは一部です。
どちらかというと、メールサポートなどで
日本語対応してくれるというイメージです。

英語が達者な方はどこでもいいと思いますが、
英語が苦手な方は日本語対応の海外証券口座を選びましょう。

検討不要のポイント

これは検討しても意味ありませんよという、検討不要のポイントもお話しします。

スワップポイント(金利)

スワップ金利(スワップポイント)とは、
金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買うことによって、
通貨間の金利差を得ること。
逆にポジションになってしまうと、スワップを払うためコストとなる。

ポジションを1か月以上スイングで持ち続ける場合には
非常に大きな効果を持つが、数時間、数日だけ持つだけの
短期トレーダーにとってはあまり意味はない。

取引通貨の多さ

私も以前は取引通貨が多いほうがトレードチャンスは増えると言われて
30通貨くらい見ていた時期があったが、それだけ多くの通貨を見ると
実際にトレードチャンスを見逃してしまう可能性がありお勧めしない。

1時間足トレーダーであれば、
多くてもドルストレートとユロ円、ポン円の一部のクロス円を見るだけで十分。
デイトレーダーであれば2,3通貨で十分である。

よって、50通貨以上取り扱っていてもあまり意味がないのである。

キャッシュバックキャンペーン

トレードで稼ぐことを主眼に置いているのであれば
数千円や2,3万円の小銭に左右されて口座を開くべきではない。

それこそ、証券会社やアフィリエイターの思うつぼである。

口座開設の推奨は一択のみ(まとめ)

戦略的に二つの口座を開設する

別項でも述べているが、私が推奨する口座は二つあり、
選択ではなく両方開設すべきであると考えている。

ひとつはメイン口座となる海外証券口座(Myfxmarkets)であり、
また、国内口座もNDD方式を採用しており、
オーダー状況を把握できるMT4ツールを提供している
Oanda Japanをサブ口座として持っておきたい。

Myfxmarkets(メイン口座)

トップトレーダー愛用の証券口座であり、バックボーンもしっかりしていて信頼性があり、
サーバーの約定力、入出金の早さもあり、サポートも日本語対応があり、レスポンスもよい。

特徴

元々はオーストラリアNo.1FX会社であるAxitraderが
日本人向けトレードサービスを展開していたのであるが、
日本の金融庁の要請により、豪金融庁が規制を強めたことにより、
Axitraderの日本人向けサービスを停止することになり、
その代わりとして子会社のMyfxmarketsを設立したという経緯。

よって、母体は豪No.1FX会社であり、当然豪政府の許認可を受けており、
子会社であるMyfxmarketsは最終的にはモーリシャスの金融庁の許認可を得て、
トレードサービスを提供している。

サーバー環境としてはAxitraderの環境を借りているため、
低スプレッドと高い約定率を実現しています。

また、顧客資金については分割管理され、万が一の倒産時には
資産および利益は金額の大小に関わらず保全されます。

入出金について

最近日本の三井住友銀行に口座が開設され、海外送金する必要がなくなり、
さらに、クレジットカード・デビットカードの2回目以降の入金も手数料無料となったため、
非常に入金がしやすくなった。

話は脱線するが大きな金額を入れるために、わざわざ追加口座を開いて
それぞれデビットカードで入金するなんていう入金裏技を使う必要がなくなった。。。

  • 銀行振込入金(三井住友銀行口座):口座反映は1~3営業日
  • クレジットカード、デビットカードでの入金:即時反映

一方出金スピードについては、不透明性はほとんどない。

  • 海外送金(手数料2500円+国内銀行の受け取り手数料):最短依頼翌々日着金
  • クレジットカード・デビットカード出金:最短翌日処理される
    (楽天銀行の場合、その2営業日後に入金される)

海外送金だと手数料が馬鹿にならないので、
デビットカードでの入出金が手数料が全くかからずおすすめ。

レバレッジとゼロカット

レバレッジは最大400倍と大きいため、自分で資金を分散管理したうえでトレードが可能。

さらにゼロカットを採用しているので、
「想定外」の相場変動が発生して口座残高がマイナスになった時も、
追証は発生せず、マイナス分はMyfxmarketsが肩代わりしてくれる。

サポート体制

サポートチームがオーストラリアまたはニュージーランドにあるためか、
夕方以降にメッセージした返信が翌朝届く。

また、午前中であればメールで何往復でもやり取りができるので、
時間帯を決めて質問するようにしたい。

緊急性のあるメッセージは英語で発信すればグローバルチームが対応しているようで、
何らかの対応はしてもらえる可能性はある。

口座開設は下記から行ってください。

→ Myfxmarkets

Oanda Japan(サブ口座)

こちらの口座は「相場の節目」を視覚的に補助してくれるMT4用ツールを
提供しているOanda Japan(オアンダジャパン)である。

サブ口座であっても信頼性は非常に高い

サブ口座ではあるが、メイン口座にしてもよいくらい信頼性は高い。

国内FX会社にも関わらず、NDD方式を採用しており、
NDD方式を採用しているのに、スプレッドが狭いという最高の環境である。

しかも、サーバー環境も強く、約定力も評判が良い。

ただ、日本金融庁の規制化での運営となるため、
スプレッドが25倍と非常に小さいので、資金を入れないと思ったトレードはできない。

節目を視覚的に把握するMT4ツール

下記リンクから動画も確認できるが、相場の節目を視覚的に把握できて、
水平線を引くだけでは多少不安を抱えるという方には手に入れてほしい。

→ オアンダジャパン

 

まとめ

以上のように、単に検索から証券口座を開設するのではなく
戦略的に二つの口座を開くことによって、
相場から最大限の利益を獲得できる確率が上がるのである。

人が行わない、違う方法を辿ることにより成功は近づくということを
認識して進んでいっていただければと思う。

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この記事を書いた人

1975年北海道小樽市生まれ。人生の可能性を追求する起業家。現在はFXやリスクの極めて小さいブログでの広告ビジネス、メールマーケティングなどで複数サイトを保有し、安定した収入を得る。

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