元ヒルズ族FX長者の脱税転落からの復活劇【必読】

正直、これは良い読み物です。

「事実は小説より奇なり」というのを文字通り
地で行くストーリーですね。

ぜひ一度ご自身で以下のリンクから全編読んでみてください。

→ 突然マルサがやって来た!~FXで10億円稼いだ元ヒルズ族社長の絶頂と貧民転落~

登場するのは磯貝清明さんという方で書籍を出版され、
本名で写真で顔出しまでされています。

 

さて、このストーリーを読んで何を学ぶべきでしょうか。

「うわ、国税って怖い」とか「国税の人ってちゃんとしてる」とか
「ヒルズ族でシャンパンタワーやってみたい」とか、
そんなことは本当にどうでもいいことですw

私たちがFXトレーダーとして、人としてどうすべきかを
このストーリーから私なりに大事なポイントを
ピックアップしてみようと思います。

目次

FXでの成り上がり後の資産の激減

登場するのは磯貝さんは、一時的に資産を10億円まで
増やすことに成功しますが、そこから一気に勝てなくなります。

  • 2004年自己資金300万円からスタート
  • 2007年:10億円到達
  • 2008年:数千万円まで激減+脱税告訴

3年勝ち続けたトレーダーも転落する

このカンタンな年表を見ただけで感じたのは、

「3年間は勝ち続けたんだ」

ということ。

3年間勝ち続けるトレーダーは多くはない。

別の記事でGFF氏が6億円まで到達した期間は2が月(笑)

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しかし、その後の2ヶ月くらいで30万円くらいに転落しています。

これは正にジェットコースターであり、

「一時的に勝っただけ」

と認識できる。

しかし、磯貝氏の場合、3年間資産を増やし続けているわけです。

これはある意味、勝ち逃げできていれば

人生いっちょ上がり

だったわけですよね。

でも、できなかった。それは磯貝氏の手法に原因があります。

ナンピン手法が上昇相場にハマった

上のチャートは、磯貝氏が取り扱っていたポンド円の
2003年から2008年あたりまでの週足チャートです。

正確な時期がわからないので推測となるが、
スタート地点と10億円達成とその後の資金飛ばしの
流れはおおよそ合っていると思われます。

彼の記事を読んでいただくと明確なのは、
彼の手法は円安前提のナンピン・円買い手法です。

しかも、金利差も大きかったことから
スワップ差益も大きく稼いでいたのが実態です。

ほぼ上昇開始の時期から買いポジションを持ち始めたので
それは10億円までいきますね。

テクニカル要素は一切なしです。

「お買い得だと思ったら買い」

という単純明快なルールしかなかったようです。

磯貝氏の場合は、手法と時期がピッタリあったことにより
劇的に資産を増やすことができましたが、
その勝っている間に

「下落予測をする」

ことを一切考えずに来てしまったために、
リーマンショック後の大暴落時に、積み上げた殆どの資産を
溶かしてしまったということです。

ちなみにナンピン手法については別記事で
そのリスクについて書いていますが、
永久に上昇し続ける相場は存在しないことを
知っていればこうはならなかったでしょうね。

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しかし、下落するリスクを知っていたら
そもそもナンピン手法はとらないでしょうか。

詐欺・裏切り

もし仮に勝ちトレーダーになることができて、
劇的に資産を増やすことができたとしよう。

そのときにやはり嬉しくて色んな人に自分の成功談を話したり、
高価な食事やプレゼントを送ったりして羽振りが良くなると
良くない仲間が寄ってくるという話です。

これは磯貝氏のストーリーによると、

  • 国税にパイプを持つ国会議員に3000万円払えば、
    脱税額3億円をチャラにできると言い寄った知人の詐欺
  • ランボルギーニ2台(総額約1億円)を
    信頼していた兄貴分に持ち逃げされる

という悲惨な話が出てきます。

相場で負けること自体は、
自己責任であり消化することができるかもしれないが、
このような詐欺・裏切りに自分があったときに
耐えれるかどうか正直自信がない。

この磯貝氏の事例を踏まえ、人間関係も慎重にしていかなければと
自制していかなければならないと思えてなりません。

 

最後の種銭を飛ばす

これは再度トレーダーとしての話です。

国税に罰金を払った後に残った
種銭1500万円を結局飛ばしてしまいます。

書籍「突然マルサがやってきた!」の最終章では

FXで作った負債はFXで返す!

と息巻いていましたが、マネーポストWEBの記事によれば、
その後、最後の資金1700万円を飛ばしてしまったとのこと。

円買い戦略・ナンピン中心の戦略ではリーマンショック後の
大暴落からの「戻り」で多少稼ぐことはできても、

戦略自体を変えていかないと再下落時に全部持って行かれる

ということを示してくれています。

だから、改めて思うのは、ナンピンで○億円稼いだって人が
商材やスクール売ったりしていますが、その人も数年後
全部資金を飛ばしている可能性が高いということです。

歴史は繰り返す

胸に刻んておきましょう。

 

本業での復活

最後の資金をふっ飛ばしたあとは、
本業のスクラップ業に専念していて、
毎月100万円以上の返済を続けているとのこと。

毎月100万円以上返済しているということは、
少なく見積もっても毎月200万円以上の利益は
出ている可能性があります。

たぶん、磯貝氏はこの返済を続けるにあたって、
本業に打ち込んで事業収益を増やしたことは
容易に想像できます。

つまり、本業が安定したり、収入が増えてくる
ということは、FXをやる上でも精神衛生上も
良いことばかりです。

誰もが夢見る専業トレーダーですが、
そんな簡単にはなれません。

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収入をFXのみに頼ることは逆に

「トレードをしなくてはならない状況」

を自ら作り出し、無駄なトレードや手法のブレの原因となります。

まずは安定した収入源を確保し、
生活していけるだけの収入を安定化させた上で
資金を貯めてトレードをしていきましょう。

 

まとめ

磯貝氏のストーリーを読んだら、ご自身でも何を感じたか
ノートに書くことをオススメします。

そのメモが将来あなたのトレード人生にプラスになることは
間違いありません。

だって、この記事を読んでいる95%の人は、
「へー、そんなんだ」で終わるだけです。

頭のなかでは理解していたつもりでも
人間はすぐ忘れますからね。

相場で勝ち続ける割合が5%と言われている中、
あなたが取るべき行動は明白ですね。

ぜひ一緒に成長していきましょう!

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この記事を書いた人

1975年北海道小樽市生まれ。人生の可能性を追求する起業家。現在はFXやリスクの極めて小さいブログでの広告ビジネス、メールマーケティングなどで複数サイトを保有し、安定した収入を得る。

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